プレスリリースのポイント
- BitGoがFlareとSongbirdのカストディサービスを開始
- サービスにはホットウォレットとコールドウォレットのオプションが含まれる
BitGoが機関投資家向けカストディサービスを開始
米国で規制を受けたライセンスを保有する資格保有カストディアン、BitGoが、Flare(FLR)およびSongbird(SGB)の機関投資家向けカストディサービスを開始しました。これはFlareが規制およびコンプライアンスを重視する市場へと拡大するうえで、重要な進展といえます。
FlareのCEO兼共同創業者であるHugo Philion氏は次のようにコメントしています。
「BitGoのような、米国に拠点を置く実績のある適格カストディアンと提携することは、Flareが機関投資家向けの道を歩むうえで重要なマイルストーンです。BitGoはその評判、規制対応の実績、分別管理口座への対応という点で理想的なパートナーであり、私たちが準拠性のあるカストディ・ソリューションを必要とする製品を展開する準備を進めるうえで最適です。FLRおよびSGBへの安全なアクセスを世界中の機関投資家に広げるために、BitGoと提携できることを誇りに思います。」
FLR・SGBの保管と管理の柔軟性
サービスではホットウォレットとコールドウォレットの両オプションが提供され、機関投資家は安全に資産管理を実施できます。さらに、今後数か月内にステーキング機能やその他の統合が追加される予定で、サービスの利便性が一層高まる見通しです。
FlareネットワークとSongbirdの役割
Flareは、EVM互換のレイヤー1ネットワークとして、現実世界のデータをオンチェーン上に取り込むための各種機能(Flare Time Series Oracle、Flare Data Connector、FAssetsシステムなど)を内蔵し、データプロトコルを提供しています。SongbirdはFlareのカナリアネットワークであり、本番導入前の新機能を、実際の経済的インセンティブの下で検証できるリアルタイムのテスト環境を提供しています。
機関投資家向けの最新動向と今後の展開
公開企業のVivoPowerは、Flareネットワーク上でXRPベースのトレジャリーストラテジーを採用した初の主要機関となり、一億ドル相当のXRPをFlareのDeFiエコシステムに割り当てました。今後、BitGoはFLRのステーキング、Wrapped Flare(WFLR)のデリゲーションサポート、Flareのトークンスタンダードとの統合、さらにFlare P-Chainとの互換性を導入する予定です。
まとめ
BitGoがFlare(FLR)およびSongbird(SGB)の機関投資家向けカストディサービスを開始したことが発表されました。
これにより、機関投資家は高いセキュリティを持ったストレージインフラを利用して、FLRとSGBトークンを安全に管理することができます。
今後の予定としては、ステーキング機能やその他の統合が検討されており、さらに利便性が増すと期待されています。
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