プレスリリースのポイント
- Interlaceはホワイトラベルカードで企業に柔軟なソリューションを提供
- CaaSプラットフォームで迅速にブランド化されたカードを発行
国際送金と企業の支払いシステムの課題
企業にとって、国際送金手数料の高さや複数通貨の精算、暗号資産と従来金融の連携不足、さらに従業員への手動払い戻しが、支払いシステムの非効率性を引き起こしています。このような課題に対処するため、法人向け銀行カードは、資金管理の効率化と決済ユースケースの拡大に不可欠なツールへと進化しました。これらのカードは今や、顧客の忠誠心を高め、新たな収益源を生み出す強力なブランド資産となっています。
ホワイトラベルカードとは？
ホワイトラベルカードは、企業が自社ブランドのロゴやデザインを自由にカスタマイズできるカードです。この仕組みにより、内部スタッフの帰属意識を高めるだけでなく、エンドユーザーに対して強いブランドイメージを確立する効果があります。また、日常的なカード利用がブランド認知を高め、ビジネスの成長とパートナーシップの強化に寄与します。
従来のカード発行の課題
従来のカード発行プロセスには複数のハードルがあり、主に以下のような課題があります。
- カードネットワークとの交渉や発行銀行のパートナー探し
- 厳しいデューデリジェンスの必要性
- 国際取引や複数通貨の決済に伴うコンプライアンスコストの上昇
- カードライフサイクル管理や精算システムの構築には多額の技術投資と継続的な運用が必要
これらが迅速で柔軟な支払いソリューション構築を困難にしています。
InterlaceのCaaS＋ホワイトラベルカードソリューション
Interlaceは、Web2とWeb3をつなぐフィンテックプラットフォームとして、これらの課題に対する総合的な解決策を提供します。同社は、ホワイトラベル発行機能を備えた包括的なCaaS（Card-as-a-Service）プラットフォームを開始し、多様な業種に迅速でユーザーフレンドリーな支払い体験を提供しています。
InterlaceはVisa Hong Kongの主要メンバーとして、30以上のカードBINやUSD、EURに対応した決済能力を有し、国際支払いの課題解決に強みがあります。企業向けに提供するオープンAPIを活用すると、発行システムの統合がわずか14日で完了し、様々な管理システムがシームレスに連携します。
さらに、ホワイトラベルソリューションでは、企業独自のブランドデザインをカードに反映させ、Apple PayやGoogle Walletとの連携にも対応。これにより、オンライン・オフラインを問わず、あらゆる決済シーンでブランド力と利便性を高めます。
インテリジェントなリスク管理とグローバルコンプライアンス
Interlaceのシステムは、コンプライアンススクリーニングやインテリジェントなリスク管理、資金保管機能を備え、複数の管轄境対応のAML/KYC対策やデータプライバシー保護を行っています。さらに、PCI DSS（国際的なクレジットカード業界のセキュリティ基準）レベル1の基準を満たしているため、企業は技術的・時間的・財務的負担を軽減でき、本業に注力できます。
まとめ
支払いがユーザーエクスペリエンスの中心となっている現代において、企業独自のブランドを体現するホワイトラベルカードは、従業員との結びつきや顧客の信頼を築くうえで欠かせない存在です。
InterlaceのCaaS＋ホワイトラベルカードソリューションは、金融インフラと柔軟なカスタマイズ機能、強固なコンプライアンス体制を通して、企業が迅速にカスタマイズされた支払い体験を構築し、成長戦略を推進する新たな可能性を提供します。
参考URL：
