プレスリリースのポイント
- 誰でもブランドに投資可能な新プラットフォームが誕生
- Token DPAと$BRANDトークンによる透明な収益分配
- 国境や規制を超えたグローバル参加型の資金調達モデル
Make Brandとは?
香港を拠点とする「Make Brand」が、分散型ブランドクラウドファンディング・プラットフォームを正式に発表しました。
このプラットフォームはSolanaブロックチェーン上で構築されており、個人投資家がブランドに直接資金提供し、成長の恩恵を共有できる仕組みを提供します。「ブランドも資産になり得る」という考えのもと、世界中の誰もがブランド立ち上げに参加できる新たな仕組みが登場しました。
Make BrandのCMOであるCharles氏は次のようにコメントしています。
「次の象徴的なブランドは、会議室ではなくコミュニティとの協力によって築かれると私たちは信じています。Make Brandは、クリエイターが資金を調達し、アイデアを検証し、忠実なオーディエンスを構築できるよう、公平で透明性のあるWeb3エコシステムを通じて支援しています。」
従来のVCモデルとの違い
スタートアップが成長するためには、従来ベンチャーキャピタル(VC)による資金調達が主流でした。しかしこの方法は、創業者が株式を手放したり、創造的な自由を制限されたりするリスクを伴います。「Make Brand」は、こうした障壁を取り払い、開かれた参加型の資金調達モデルを提示しています。
Make Brandは、クリエイターが資金を調達し、アイデアを検証し、忠実なファンを構築できるよう、公正で透明なWeb3エコシステムを提供します。
仕組みと特徴:Token DPAと$BRANDトークン
「Make Brand」の中心となるのは、「Token DPA(資産で返済可能な債務)」と呼ばれるスマートコントラクトです。この仕組みにより、ブランドと投資家の間で収益の分配が自動化され、透明性の高い取引が可能となります。投資にはネイティブトークンである「$BRAND」が使用され、資金運用とガバナンスの両方に利用できます。
投資家向けには、リアルタイムでROI(投資利益率)や将来的なリターン予測を確認できるダッシュボードも提供されており、使いやすさと信頼性を両立させています。
既存クラウドファンディングとの違い
「Make Brand」は、KickstarterやIndiegogoといった従来のクラウドファンディングとは異なり、単なるリターンや特典にとどまらず、長期的な利益共有を可能にしています。ブロックチェーン上での記録とスマートコントラクトによる自動決済により、公平で信頼性の高いエコシステムが実現されています。また、KYC(本人確認)不要で、ウォレットを接続するだけで誰でも参加できる点も大きな特徴です。
今後の展望と開発計画
「Make Brand」は2025年第3四半期に一般公開ベータを予定しており、まずはファッション、美容、ライフスタイル分野のブランドクリエイターの参加を促し、最初の資金調達キャンペーンを開始します。将来的には、NFTと連動した商品展開や、セカンダリーマーケットでのブランド株式取引、DAO(分散型自律組織)によるガバナンス導入も計画されています。
このように、「Make Brand」は投資とクリエイティブの新たな融合モデルとして、Web3時代にふさわしいブランド形成のあり方を提示しています。
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