プレスリリースのポイント
- P2P.orgを通じたイーサリアム（ETH）ステーキング総額が120万ETHを突破
- 米国ユーザーの増加とともに、規制環境の変化が注目を集める
- 非カストディアル型ステーキングプラットフォームとしての成長中
Ethereumステーキングとは？
暗号資産・仮想通貨の代表格であるイーサリアム（Ethereum）には、「ステーキング」という資産運用の仕組みがあります。これは、保有するETHをブロックチェーンネットワークに預けることで、ネットワークの運営を支援し、その報酬として新たなETHや手数料を受け取る仕組みです。特に、価格が上昇している強気市場の中で注目が集まっています。
ETHステーキング総額が120万ETHに到達
2025年7月、P2P.orgを通じてステーキングされたイーサリアム（ETH）の総額が120万ETHに達したと発表しました。高まるユーザーの関心と共に、新規登録数も過去最高を記録しており、ステーキングプラットフォームとして大きな躍進を見せています。
米国ユーザーの増加と規制環境の変化
2025年7月以降、P2P.orgには米国からの問い合わせが30％以上増加。背景として、米国の前向きな規制環境も追い風となっています。この成長を受けて、P2P.orgは米国拠点を拡大、今四半期中に5つの新規ポジションを開設する予定で、米国内に初のオフィスを設ける計画です。
ネットワークの成長
イーサリアムのネットワーク面では、7月だけで新たに19,540体のバリデーターが加わり、アクティブバリデーター数も2%増加しています。また、過去30日間でイーサリアムのステーキング総額（TVL）は35,774,027ETHにまで増加。
さらに、7月だけで約300万件の新規ウォレットアドレスが追加され、ユーザーアクティビティは過去最高を記録しています。ステーキングへの流入は4月から増加し始め、6月以降に急速に加速しており、個人・機関投資家の双方からの関心が高まっています。
P2P.orgのCROであるAlex Loktev氏は、次のようにコメントしています。
「7月以降に見られたユーザーの関心は、米国の規制環境の追い風もあり、当プラットフォームにおける記録的なものとなっています。P2P.orgでは、暗号資産で安全かつユーザーフレンドリー、そして安定した形で利回りを得ようとする機関投資家、一般ユーザー、さらには政府にとっての主要なステーキングプロバイダーを目指しています。」
P2P.orgについて
P2P.orgは、Ethereumだけでなく50以上のネットワークに対応したグローバルなブロックチェーンインフラを、機関投資家、企業、個人向けに提供しています。
最大の特徴は「非カストディアル」方式で、ユーザー自身が資産の管理権を持ちながら、安全かつスケーラブルなステーキングサービスを利用できる点です。これにより、資産の安全性とネットワークリワードの最大化が両立できます。
まとめ
P2P.orgは、イーサリアムのステーキングサービス分野で着実に成長しており、アメリカ市場におけるユーザー増と前向きな規制環境を追い風に、プラットフォームが記録的な規模へと拡大しています。
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