プレスリリースのポイント
- LolliがSparkと統合しLightning Networkによる即時出金が可能に
- Thesis*買収後初の大規模統合でBitcoinFi拡大に寄与
- リワード獲得から出金までをスムーズに一体化実現
LolliがSparkと提携、Bitcoinリワードの出金がより速く・簡単に
【ニューヨーク 2025年12月11日】
ビットコインリワードプラットフォーム「Lolli」は、2025年12月11日、Lightsparkが開発する「Spark」インフラとの統合を発表しました。
Lolliは2025年初めにBitcoinベンチャースタジオ「Thesis*」に買収されており、今回の提携はその後初めての大きな統合となります。
SparkはBitcoin上で金融アプリや資産を発行するための、高速・低コスト・ユーザーフレンドリーなシステムであり、2026年にはさらなる統合拡大が予定されています。
Lightning Networkによる即時出金が可能に
この新しい統合により、Lolliのプラットフォーム上で得たBitcoinリワードをLightning Networkを通じて即時に出金できるようになりました。この機能はSparkのSDKを活用したもので、ほぼリアルタイムでの出金処理を実現します。
Thesis*のCEOであるMatt Luongo氏は、次のようにコメントしています。
「Lolliの買収は、ビットコインを稼ぐことをシンプルで楽しく、そして人々の日常生活の一部にするためのものでした。Sparkのインフラは、それをさらに一歩先へ進め、即時かつ自己管理型の出金を通じて、ユーザーにビットコイン経済への現実的な道筋を提供します。」
「Earn」機能とLightning出金の一体化
今回の発表は、Lolliが最近発表した新機能「Earn」に続くものです。
「Earn」では、ユーザーが人気の小売店で買い物をすることでBitcoinリワードを獲得できます。そして今回の統合により、リワード獲得から出金までを1つのスムーズな体験として完結できるようになりました。
Sparkの創設者であるKevin Hurley氏は次のようにコメントしています。
「ビットコイン報酬には魔法のような魅力があります。業界をリードする報酬プラットフォームであるLolliと提携し、その魔法を何百万人もの人々に届けられることを嬉しく思います。現在は、裏側でSparkが支えています。」
Sparkの拡大戦略とBitcoinFiへの貢献
Lightsparkはここ1年で機関向けのサービスを大きく拡大し、幅広いパートナーシップを通じて機関部門へと進出してきました。
今回のLolliとの統合によって、SparkはLolliを通じたBitcoinFi(Bitcoin金融経済)へのアクセスを効率化し、Thesis*が推進するより大きなBitcoinFiエコシステムの発展にもつながるとしています。
今後の取り組みでは、ウォレット統合の拡大とBitcoinネイティブ資産のSparkインフラへの統合を重点的に進める予定です。
Lolliについて
Lolliは2018年に設立された世界初のBitcoinリワードアプリで、オンラインや実店舗あわせて50,000以上の主要ストアや1,000を超えるモバイルゲームで買い物をすると、Bitcoinとキャッシュバックの両方を獲得できます。
ユーザーは買い物を通じてBitcoinやキャッシュバックを獲得できます。「できるだけ多くの人々が簡単にBitcoinを獲得し、保有し、共有できるようにする」ことを目的としています。
Thesis*について
Thesis*は2014年からBitcoin上でプロダクトを開発してきたベンチャースタジオで、Fold、Mezo、tBTCなどの先進的なプロジェクトを通じて、個人とコミュニティが主権的なデジタル未来を築けるよう支援しています。
Sparkについて
Sparkは、Bitcoin上で金融アプリを構築し、資産をネイティブに発行するための高速・低コスト・高UXなプラットフォームです。Lightsparkは「Bitcoinインターネットを構築する」ことを目的に、より多くの人がBitcoinを活用できる世界を目指しています。

Cryptide AIがポイントを解説
ここからは、Cryptide AIが分かりにくい部分をピックアップして解説します!
分かりにくい用語などを解説
- Lightning Networkとは?
- Bitcoinの取引をより速く、安く行うための「レイヤー2」技術です。
- セルフカストディとは?
- 利用者自身が自分の資産を直接管理する方式で、取引所などの管理者を介さず安全性を高めることができます。
- BitcoinFiとは?
- Bitcoinを基盤とした金融サービスの総称で、DeFiのBitcoin版ともいえます。SparkやThesis*がこの分野を推進しています。
気になる点をピックアップ解説
「Sparkを利用した場合のメリットは?」という部分をピックアップ解説します。
Sparkを使うメリットは、Bitcoin上での取引処理を「高速・低コスト・ユーザーフレンドリー」に実現できる点です。
通常、Bitcoinの送金はブロック承認に数分かかりますが、Sparkではほぼリアルタイムで決済可能です。
また、Lightning Networkをベースにしているため、ユーザーはオンチェーン手数料をほとんど気にせず使え、SparkのSDKを導入すれば、企業は自社アプリにBitcoin機能を容易に組み込めるため、開発コストの削減にもつながります。
総合的なまとめ
LolliはLightspark開発のSparkと提携し、Lightning Networkによる即時出金を実現しました。ユーザーはリワード獲得から出金までをスムーズに体験でき、セルフカストディによる安全な資産管理も可能になります。
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