プレスリリースのポイント
- BlockpassとRWA IncがRWA・DePIN分野で戦略的提携を発表
- トークン化による資金調達と投資の透明性を高める取り組み
- 「On-Chain KYC 2.0」により安全なデジタルID認証を実現
BlockpassとRWA Inc、RWA・DePIN分野でパートナーシップを発表
【香港 2025年10月18日】
Web3のレグテック企業であり、本人確認やコンプライアンスサービスを提供するBlockpassは、RWA（Real-World Asset）およびDePIN（Decentralized Physical Infrastructure Network）の発行者と投資家のための新しいローンチパッド「RWA Inc.」と提携することを発表しました。
この最先端のRWAローンチパッドは、トークン化を活用した資金調達と投資の分野で最前線に立ち、Blockpassの認証システムを統合することで、ユーザーが安心して主体的に参加できる環境を整備します。
RWA Inc.とは
「Launch.rwa.inc」は、資金調達とトークンローンチを支援する統合型プラットフォームで、紹介システムを内蔵しています。
この仕組みにより、現実資産の投資・取引方法を革新し、RWAエコシステム全体におけるパッシブインカム（不労所得）を実現します。
RWA Incは、分散型経済の利点を活かし、プロジェクトの資金調達・スケーリング・管理をサポートします。
IDO（Initial DEX Offering）やプライベートセール、ステーキング、クラウドファンディングなど、多様な参画方法を提供しており、初心者から経験豊富な投資家まで、直感的なインターフェースとセキュリティ設計により利用しやすい環境を整えています。
Blockpassの役割
暗号資産分野で信頼を築いてきたBlockpassは、再利用可能なデジタルIDおよびKYC/AMLソリューションを提供しています。
これらのツールにより、オンボーディングコスト削減、自動修正、人間性の証明、詐欺防止などを実現しています。
現在、約100万人の認証済みIDプロファイルが存在し、1,000社以上がBlockpassのネットワークを活用してきました。
新たに追加された「On-Chain KYC 2.0」により、企業はユーザーのために検証済みかつ再利用可能なデジタルIDを作成できるようになりました。
RWA Incの創設者兼CEO、Kevin Yunai氏は次のように述べています。
「RWA Incでは、“信頼”は単なるスローガンではありません。それは、あらゆる取引、あらゆる関係、そして私たちがオンチェーン化するあらゆるトークン化資産を支える“通貨”なのです。私たちは、機関投資家と個人投資家の双方が、各トークンの背後にあるデータ、資産、発行体が完全に検証され、コンプライアンスを満たしていると信頼できる場合にのみ、トークン化経済に参加すると理解しています。したがって、私たちの使命は“検証可能な信頼”を構築することです――ブロックチェーンを投機的なエコシステムから、透明性があり、規制された、そして現実世界の資産に投資可能なインフラへと変革することなのです。」
BlockpassのCEO、Adam Vaziri氏は次のようにコメントしています。
「RWA Inc.のような、まさにそのようなソリューションと提携できることを大変嬉しく思います。彼らのセキュリティとコンプライアンスに対する優先事項が、当社の方針と非常に近いことを知り、共に取り組むことが一層喜ばしいものとなっています。」
提携の意義
この提携を通じて、BlockpassとRWA Incは、個人と企業が安全かつ信頼できる環境で交流できる新しいエコシステムを構築します。
両社は安全性・コンプライアンス・透明性を重視し、資金調達や投資分野での新たな可能性を切り開くパートナーシップを展開しています。
RWA Incについて
RWA Incは、資金提供者とプレミアムなRWAおよびDePINスタートアップをつなぐことを専門とする企業です。
投資家は、慎重に精査されたプロジェクトにアクセスでき、アドバイザリーやアクセラレーション、Go-to-Market支援も提供されています。RWA投資へのグローバルなアクセス創出をミッションとしています。
Blockpassについて
Blockpassは、Web3向けのKYC・KYB・AMLコンプライアンスソリューションを提供する企業です。
主力製品には「On-Chain KYC 2.0」や「Advanced KYC Bot」「Unhosted Wallet KYC」などがあり、複数の暗号資産向けサービスを展開しています。
また、100万人以上の認証済み投資家と3,000社超の暗号資産系VCとのネットワークを持ち、企業の即時オンボーディングを支援しています。Animoca Brands、Cardano、Polygonなど業界主要企業とのパートナーシップを構築しています。
Cryptide AIがポイントを解説
ここからは、Cryptide AIが分かりにくい部分をピックアップして解説します！
分かりにくい用語などを解説
- RWA（Real-World Asset）とは？
- 現実の不動産や債権など実在資産をブロックチェーン上でトークン化し、デジタル取引を可能にする仕組みです。
- DePINとは？
- 「分散型物理インフラネットワーク」の略で、ユーザーや企業が物理的なインフラ（通信・データストレージなど）を分散的に構築・管理するプロジェクトのことです。
- On-Chain KYC 2.0とは？
- KYC情報をブロックチェーン上に暗号化して管理し、ゼロ知識証明を使って安全に本人確認を行う技術です。
気になる点をピックアップ解説
「Blockpassの導入が投資家の安全性にどれほど寄与するのか」という部分をピックアップ解説します。
BlockpassはWeb3向けのKYC・AML認証で信頼性の高いデジタルIDを提供しており、不正防止・規制遵守・透明性強化に大きく寄与します。特にゼロ知識証明による「On-Chain KYC 2.0」は、個人情報を漏らさずに本人確認を完了できるため、投資家にとって非常に高い安全性を提供しています。
総合的なまとめ
BlockpassとRWA Incによる戦略的提携が発表されました。両社はRWAやDePINを通じて安全で信頼可能なトークン化経済の構築を目指し、KYC技術とトークン発行支援を組み合わせた新しい仕組みを提示しています。
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