プレスリリースのポイント
- Bybitは6月からベトナムとフィリピンでWeb3決済技術を導入
- QRコードによる「Scan to Pay」方式で、16の主要暗号資産が利用可能
- AEON Payとの統合で、90%以上の地元商人に利用されている決済方式を採用
Bybit PayがベトナムとフィリピンでWeb3決済技術を導入
6月よりベトナムとフィリピンにおいてBybit Payを展開します。グローバルユーザーや現地利用者は16の主要な暗号資産を用いて、リテール店舗や個人間で支払い、送金、受け取りが可能となります。
ローカルWeb3決済の実現とAEONの役割
今回のサービスでは、QRコードを活用した「Scan to Pay」方式が採用されています。Bybit Payは、都市部において90%以上の地元商人に受け入れられているAEON Payを統合することにより、以下の仕組みで安全かつ迅速な決済を提供します。
- ユーザーがBybit Payアプリ内で商人のQRコードをスキャン
- Bybit Payがユーザー承認用の固有の支払いQRコードを生成
- 商人が承認済みのコードを再度スキャンして取引が完了
また、フィリピンでは国家規格のQR PH、ベトナムでは公式フレームワークであるVietQRをサポートし、いずれの決済規格も政府承認済みで、業界の安全基準に準拠しており、安心して利用できます。
東南アジアのデジタルペイメント市場とキャンペーン情報
東南アジアは6億人以上の人々が暮らす地域であり、人口の約4分の1がテクノロジーに精通したZ世代であることから、デジタルペイメント市場が急速に発展しています。2024年の調査では、フィリピンの商人の40％が非接触型支払いを好み、ベトナムでは36％の商人がモバイルウォレットの採用拡大を指摘しています。
このローンチを記念し、2025年6月30日まで、VietQRまたはQR PHを利用して5 USD以上の支払いを行った適格なユーザーには、BTCのキャッシュバックエアドロップが実施されます。
サービス利用対象と注意事項
Bybit Payは、Bybitで本人確認を完了したグローバルユーザーが利用できます。ただし、現時点でサービスが制限されている国や、地元のBybitエンティティに属するユーザーは対象外となっています。利用にあたっては、最新のアップデートや詳細な利用規約をBybit Payの公式ページでご確認ください。
BybitおよびAEONについて
Bybitは2018年に設立され、グローバルに7,000万人以上のコミュニティにサービスを提供している暗号資産取引所です。シンプルでオープンかつ平等なエコシステムの構築を目指し、Web3技術に強く注力しています。先進的なブロックチェーンプロトコルや戦略的提携により、直感的でシームレスなフロントエンド体験を提供しています。
一方、AEONは、AIを活用した次世代型のWeb3決済システムを展開しています。東南アジア、アフリカ、ラテンアメリカなどで2,000万のリテール業者と1万以上のブランドが利用しており、オンラインWeb3ペイメントやSwap Pay、AI統合支払いサービスを通じて、シームレスかつグローバルに対応した決済体験を提供しています。
まとめ
BybitがベトナムとフィリピンにおいてWeb3決済技術を導入します。
サービスはQRコードを活用したScan to Pay方式を採用し、16種類の暗号資産で支払いが可能となります。
特に、AEON Payとの統合により、地元商人にも広く利用される見込みです。
東南アジア地域のデジタルペイメント市場が急成長していることも背景にあり、Bybitはこのプロジェクトを通じて、より多くのユーザーに安全で迅速な支払い体験を提供します。
