プレスリリースのポイント
- BybitとMantleが提携を強化し、新たな「Mantle × Bybit Roadmap」を発表
- MNTトークンの利用範囲が決済や資産運用まで拡大
- 個人投資家・機関投資家の双方に向けた新サービスやキャンペーンを展開
BybitとMantleが発表した「Mantle × Bybit Roadmap」とは
Bybitは、2025年9月1日に「Mantle × Bybit Roadmap」を発表し、MNTの次の開発段階とBybitエコシステムへの統合計画を示しました。
Bybit共同CEOのHelen Liu氏と、Byreal創設者でありBybit現物取引部門責任者のEmily Bao氏がMantleの主要アドバイザーに就任したことで、BybitとMantleの関係はさらに強まり、Layer 2インフラの発展が加速するとともに、MNTがWeb2とWeb3をつなぐ架け橋として位置付けられることを示しています。
Mantle × Bybit Roadmapの全体像
MNTは当初ひとつのトークンとして誕生しましたが、現在ではBybit内で取引・決済・資産運用など幅広い役割を担うようになっています。
今回発表された「Mantle 2.0」では、MNTが世界中のユーザーにさらなる機会を提供し、日常的な取引や資産利用に組み込まれることを目指しています。
ロードマップでは、MNTユーティリティが8月、9月、そしてそれ以降に段階的に拡大することが詳細に示されています。
- Buy(購入)
- 現物取引、コンバート、固定価格のOTC、Bybitの自動投資ボットで購入可能
- 9月下旬からは、割引価格でロックアップ商品を購入できる「ディスカウント購入」を開始
- Use(利用)
- 9月から現物ペアは4種類から20種類以上に拡大
- 9月下旬には、MNTで取引手数料の支払いが可能になり(現物25%割引、デリバティブ10%割引)、カード決済での為替手数料ゼロやWeb3での支払いにも対応
- 今後はオプション取引や、VIPイベント・グッズへのアクセスにも利用できる予定
- Hold(保有)
- 9月初旬から、機関投資家は最大8倍のレバレッジや延長された固定ローン期間を利用可能に
- 9月下旬には、個人投資家向けにVIPランクを早める倍率特典や、Bybitカード・Payによるキャッシュバック強化を導入
- Earn(運用)
- 8月末から定期型のセービングが開始され、新規トークン(HODLVerse、Launchpool、Megadropなど)での割当を拡大
- 柔軟型セービング、デュアルアセット商品、流動性マイニングも利用可能
- 限定オファー(Limited Offers)
- 現在実施中:「MNTパズルハント」、「水曜エアドロップ」
- 9月末から地域限定のキャッシュバックプロモーション
- 10月にはMantleをテーマにしたアニバーサリーイベントを予定
MNTが目指す未来
このロードマップの狙いは、MNTを単なる投機対象とせず、実際の取引・決済・資産運用に役立つ存在にすることです。特にWeb3決済や会員特典の拡張により、個人投資家だけでなく機関投資家も利用できる総合的なデジタル資産としての地位を確立しようとしています。
Bybitについて
Bybitは世界取引量第2位の暗号資産取引所であり、2018年に設立され、現在7000万人以上のユーザーにサービスを提供しています。TradFi(従来型金融)とDeFi(分散型金融)の橋渡しとして、グローバルにおけるWeb3インフラの整備をリードしている取引所です。

Cryptide AIがポイントを解説
ここからは、Cryptide AIが分かりにくい部分をピックアップして解説します!
分かりにくい用語などを解説
- レイヤー2とは?
- ブロックチェーンの処理を補助する仕組み。取引のスピードを上げ、手数料を下げるために使われる。
- ユーティリティ拡張とは?
- トークンを持っていることで利用できるサービスや特典を増やす取り組み。
- Launchpoolとは?
- 新しいトークンを早期に得るチャンスがあるプラットフォームのこと。
気になる点をピックアップ解説
「MNTは個人投資家にとってどのようなメリットがあるのか」という部分をピックアップ解説します。
「手数料が安くなる」「資産運用で有利」「会員特典が増える」「イベントで楽しめる」のが、個人投資家にとってのMNTの魅力です。スポット取引手数料が25%割引になったり、新規トークンローンチで優先的な割り当てを受けられたり、バイナンスのBNBトークンのような位置づけになっています。
総合的なまとめ
MNTは投資対象だけでなく実用的なトークンを目指しており、買う・使う・持つ・運用する・楽しむという流れを整備しています。今後の展開次第で日常的な利用も進む可能性があり、注目して見ていく価値があります。
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