プレスリリースのポイント
- ファンがアーティストに直接投資できるWeb3プラットフォーム「StarGlow」登場
- 政府機関や大手金融との連携で高い信頼性を確保
- NFTとリアル収益を結ぶ“実世界資産”モデルを導入
StarGlowとは何か
韓国のRedSlippers社は、K-POPとWeb3の融合を掲げた新たなプラットフォーム「StarGlow(スターグロウ)」を正式にリリースしました。
このサービスは、単なるファンクラブを超えた、次世代のファンとアーティストの関係構築を目指しています。6年にわたる業界経験と4,000回以上のライブ実績を背景に、3,000人以上のアーティストプロフィールと15の大手IPパートナーによる大規模な立ち上げとなっています。
さらに、韓国最大のK-POPファンの行動データベースも構築しており、データドリブンなサービス展開が可能となっています。
ファンが「参加者」になる仕組み
従来のファン活動は「応援」が中心でしたが、StarGlowはそこに「参加」と「投資」という新たな要素を加えています。ファンはアーティストの知的財産(IP)に直接投資することで、成長に関与できます。活動に応じてSTARGLOWトークンが付与され、それによりグッズ、ライブチケット、限定コンテンツなどの特典が受け取れます。
これにより、ファンは投資家、マネージャー、共同プロデューサーのような立場でアーティストを支援することが可能になります。
信頼性を高めるパートナーシップ
StarGlowは、単なるWebサービスにとどまらず、韓国政府系機関や主要金融機関との連携を通じて信頼性のある運営基盤を構築しています。
たとえば、下記の公的機関や金融機関などが名を連ねており、法的な裏付けや資金面での安定性が確保されています。
- 韓国信用保証基金 (金融委員会の管轄下)
- NH農協銀行
- 韓国観光公社
- 韓国コンテンツ振興院
- 韓国データ振興院
実世界資産(RWA)との連携
特に注目されるのは、NFTを通じてアーティストの収益に参加できる仕組みです。これにより、デジタルコレクションが単なる所有物ではなく、実際の収益と結びついた「資産」としての役割を果たします。Web3技術とK-POPの国際的な影響力が融合し、新しいエンタメファイナンスの形を示しています。
今後の展開とビジョン
2025年8月にはNFTおよび「STORE」(オンラインストア)が正式に稼働予定で、より多くのファンが投資や参加を行える環境が整備されます。また、現在はエアドロップや報酬イベントが進行中で、早期参加者には特典も用意されています。
将来的にはK-POP以外にも、アスリートやクリエイターへの投資が可能なエコシステムの構築が構想されており、StarGlowは「人材への投資」という新しい市場を開拓していく見込みです。
まとめ
従来の応援型ファン活動から一歩進み、ファン自身が投資家や共同プロデューサーとなる仕組みは、K-POP業界に新しい価値観をもたらします。NFTやトークンといったWeb3技術を活用することで、ファンの熱量が現実の収益や成長に直結する仕組みが構築されています。
政府や大手金融機関との連携も進められており、信頼性の高いプラットフォームとして注目を集めています。
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