プレスリリースのポイント
- Nemo PartnersがSolanaベースのクラウドファンディング「Make Brand」に正式投資
- Make Brandは初期ブランドを支援し、透明性の高い資金調達を提供
- 今後DAOやNFTにも対応予定
Nemo Partners、Solanaベースの分散型クラウドファンディング「Make Brand」に投資
韓国・ソウルを拠点とする大手コンサルティング兼投資グループのNemo Partnersは、2025年9月3日、消費財およびライフスタイル分野の初期段階ブランドを対象としたSolanaベースの分散型クラウドファンディング「Make Brand」への正式な投資を完了しました。
これは単なる覚書(MOU)ではなく、すでに実行済みの投資であり、Nemo Partnersが確固たるコミットメントを持っていることを示しています。
Make Brandとは
Make Brandは、Solanaブロックチェーン上に構築された分散型クラウドファンディングプラットフォームです。初期段階にあるファッションやビューティー、ライフスタイルブランドに対して、世界中のユーザーが透明性の高い形で資金提供できる仕組みを提供します。
そして「Token DPA(Debt Payable by Assets)」スマートコントラクトを基盤とした画期的な資金調達モデルを導入しています。
この仕組みにより、出資者はオンチェーン契約を通じてブランドが生み出す収益を透明に共有でき、従来は機関投資家に限定されていた投資機会へのアクセスが一般ユーザーにも開放されます。
2025年第4四半期にパブリックベータ版を公開
Make Brandは2025年第4四半期にパブリックベータ版を公開する予定です。まずはファッション、ビューティー、ライフスタイル分野に注力し、その後NFT、セカンダリーマーケット、DAOによるガバナンスへと拡張していく計画です。
Nemo Partnersは次のようにコメントしています。
「私たちのMake Brandへの投資は、分散型の構造が消費者・投資家・ブランドの関係を再定義するだろうという私たちの信念を反映しています。このプラットフォームは、ブランド成長の次の時代を牽引する『分散型の推進力』を体現しています。」
Nemo Partnersについて
Nemo Partnersは2000年代初頭に設立された経営コンサルティンググループで、戦略・人事・組織・イノベーションに関するコンサルティングを中心に、200名以上のコンサルタントとBPGやDesignSightといった専門ユニットを擁しています。
今回の投資を契機に、同社はWeb3や分散型金融(DeFi)領域でのプロジェクト拡大を表明。Make Brandは初期ユーザー獲得、プラットフォームの普及、新規分野への進出を進めていく予定です。両社は今回の連携を「ブランド投資の未来を、より透明で参加型かつ分散化されたものへと導く画期的な一歩」と位置付けています。

Cryptide AIがポイントを解説
ここからは、Cryptide AIが分かりにくい部分をピックアップして解説します!
分かりにくい用語などを解説
- 分散型クラウドファンディングとは?
- インターネット上で資金を集める仕組みをブロックチェーンで行う方法。信頼性が高く、改ざんされにくい特徴があります。
- Token DPAとは?
- プラットフォーム独自の契約を記録する仕組み。ユーザーに透明性のある収益分配を可能にします。
- DAOとは?
- コミュニティ主体で運営される組織の仕組み。投票によって方針を決めることで参加型の意思決定ができます。
気になる点をピックアップ解説
「なぜSolanaを採用したのか?」という部分をピックアップ解説します。
Solanaは処理速度が速く、手数料が低いのが特徴です。クラウドファンディングのように多くの取引が発生する仕組みに適しているため、Make Brandが採用したと考えられます。Ethereumに比べてスケーラビリティが高い点も理由です。
総合的なまとめ
Nemo PartnersがMake Brandに正式投資を行い、Solanaを基盤にした透明性の高い仕組みが実現されようとしています。全体を見ると、従来の金融では難しかった透明で参加型のブランド投資に新たな道が開かれようとしています。
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