プレスリリースのポイント
- 2025年は暗号資産市場が投機中心から産業基盤へ移行した転換点
- 2026年は規制とマクロ環境を背景に本格的な普及フェーズへ
- ビットコイン、DeFi、ステーブルコインが構造的成長を牽引
Binance Research、「2025年総括および2026年の注目テーマ」レポートを公開
【日本 2026年1月29日】
Binanceの日本法人であるBinance Japan株式会社は、Binanceグループの公式リサーチ部門であるBinance Researchがまとめた最新レポート「Full-Year 2025 & Themes for 2026(2025年総括および2026年の注目テーマ)」を公開しました。
本レポートは、暗号資産業界の最新動向を包括的に解説しています。
2025年の暗号資産市場を特徴づけた主要トピックを振り返るとともに、2026年に向けた重要なテーマが整理されています。
2025年は、暗号資産が投機的フェーズを超え、制度・インフラ整備が進む「産業化の転換点」となった年と位置付けられており、2026年はさらなる普及を見据えた本格的な成長フェーズに突入することが示されています。
Binance Researchによると、2025年は規制の明確化、機関投資家の参入拡大、決済インフラとしてのステーブルコイン普及など、構造的な進展が顕著な年となり、暗号資産市場はマクロ経済要因に基づく持続可能な市場へと進化したとされています。
レポートの主なポイント
① マクロ資産としてのビットコイン
ビットコインは、機関投資家向けの流動性の高いマクロ資産としての性格を一段と強めました。
米国の現物ビットコインETFへの純流入額は210億ドル超に達し、企業による保有は110万BTC(総供給量の約5.5%)に到達しています。
一方で、オンチェーンのアクティブアドレス数は前年比16%減少しており、取引目的からポートフォリオ配分目的へのシフトが示唆されています。

② DeFiの「ブルーチップ化」
2025年、DeFiプロトコルは162億ドルの収益を創出し、ナスダック(74億ドル)とCME Group(61億ドル)の年間収益合計を上回りました。
現実資産(RWA)のトークン化はTVL(ロックされた総額)170億ドルに達し、分散型取引所(DEX)のTVLを初めて上回りました。
利回りを生む担保型資産への関心の高まりが明確になっています。

③ ステーブルコインが「インターネット時代の法定通貨」へ
ステーブルコインの時価総額は前年比約50%増の3,050億ドルに拡大し、年間取引高は33兆ドルに達しました。
これはVisaの年間取引量のほぼ2倍に相当します。
決済基盤としての役割が確立されつつあり、新たに6種類のステーブルコインが時価総額10億ドルを超えています。

④ BNBチェーンの二つの成功
BNBチェーンは、個人ユーザーによる高頻度取引と、機関投資家向けRWAプロダクトの双方でプロダクト・マーケット・フィットを示しました。
1日あたりのトランザクション数は1,500万~1,800万件に達し、分散型取引所の取引高は前年比164%増を記録しています。
2025年において、時価総額上位の暗号資産の中でも特に高いパフォーマンスを示しました。
⑤ 2026年の展望:暗号資産は本格普及フェーズへ
レポートでは、2026年は金融緩和、財政刺激策、規制緩和を背景に、より建設的な規制環境およびマクロ環境になると予測されています。
注目テーマとして以下の内容が挙げられています。
- 利回り型ステーブルコインを基盤とする「PayFi(決済×金融)」の台頭
- オンチェーンマネーマーケットとRWAの機関投資家化
- ウォレットや予測市場などアプリケーション層への移行
- AIを活用したインテリジェント・ファイナンスの進展
レポート全文(英語原文)はこちら:
Binance Japanについて
Binance Japanは、世界最大規模のブロックチェーン・エコシステムおよび暗号資産インフラを提供する Binanceの日本法人です。
国内において関東財務局登録の暗号資産交換業者として2023年8月より主に暗号資産現物取引および貸暗号資産のサービスを中心に提供しています。

Cryptide AIがポイントを解説
ここからは、Cryptide AIが分かりにくい部分をピックアップして解説します!
分かりにくい用語などを解説
- 現物ビットコインETFとは
- ビットコインを直接保有するETFで、株式と同様に証券市場で取引できる金融商品です。
- RWA(現実資産)のトークン化とは
- 不動産や債券などの現実資産をブロックチェーン上でトークンとして表現する仕組みです。
- ステーブルコインとは
- 法定通貨などと価値を連動させ、価格変動を抑えた暗号資産です。
気になる点をピックアップ解説
「なぜ2026年に本格普及が進むと予測されているのか」という点をピックアップ解説します。
金融緩和や規制の明確化により、機関投資家が参入しやすい環境が整いつつあります。
加えて、決済や金融インフラとしての実用例が増えていることが、普及を後押しする根拠とされています。
総合的なまとめ
本レポートは2025年の市場動向を整理し、2026年の成長要因を提示しています。
暗号資産は投機段階を超え、制度と実需に支えられた成長局面へ移行しつつあることが示されています。
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