プレスリリースのポイント
- OCTA保有者がMastercard加盟店で直接暗号資産決済が可能に
- ZebecカードシリーズにOCTAが対応、仮想通貨が日常生活で使える環境へ
- OCTAの用途がネットワーク運用からリテール決済に拡大
Zebec NetworkがOctaSpace(OCTA)と統合、暗号資産決済の利便性向上へ
Zebec Networkは、OctaSpace(OCTA)を自身の決済カードエコシステムに統合し、OCTA保有者がMastercard加盟店で暗号資産決済が行えるようになったと発表しました。
両社は、戦略的パートナーシップによりそれぞれの技術を融合し、現実世界で利用できる新たな価値を提供することを目指しています。
OCTAコインがMastercardで利用可能に
今回の統合により、OctaSpaceはZebecのSilverおよびCarbonカードが対応する15番目のブロックチェーンとなりました。
新たにZebecとOctaSpaceの共同ブランドカードも登場します。Zebecカードは非カストディアル(自己管理型)で手数料が低く、プレミアムカードには特典や洗練されたデザインが用意されています。また、限定版の『Zebec Black x OCTAカード』も開発中であり、プレミアムカード会員向けに特典や洗練された共同ブランドデザインが提供される予定です。
Zebecの共同創設者兼COO、Simon Babakhani氏は、次のようにコメントしています。
「OctaSpaceを私たちのカードエコシステムに迎え入れるのは、迷うことのない決断でした。Zebecは現実世界の価値の流れを可能にし、OctaSpaceは現実世界の分散型インフラを構築しています。私たちは共に、コンピューティングパワーと消費者の力との間のループを閉じつつあるのです。」
また、OctaSpaceのChief Product Officer、Tarik Delic氏は、次のように述べています。
「OctaSpaceのユーティリティを拡大する中で、Zebecとの統合は重要な一歩です。これは、OCTAが単なるコンピューティングのためのコインではなく、現実世界でも使えるコインであることを意味しています。」
Zebecとのパートナーシップにより、OCTAの利用範囲がネットワーク運用にとどまらず、リテール決済へと新たな用途が広がりました。ZebecはSolanaやEthereumをはじめとした12以上のブロックチェーンに対応しています。
Zebec・OctaSpaceについて
Zebecはプログラム可能なお金や現実世界で利用できる暗号資産決済に力を入れ、世界中の企業やコミュニティにサービスを提供しています。Circle、Coinbase、Solana Venturesなども出資する期待のプロジェクトです。
一方、OctaSpaceは分散型クラウドプラットフォームとしてAIや機械学習、VFX(視覚効果)、ゲームなど多様な分野の開発者・クリエイターに高いパフォーマンスとセキュリティを提供しています。今回のパートナーシップによって、暗号資産の「本当に使える」魅力がさらに広がっていくと考えられます。
ポイント整理
「期待できる点」と「気になる点」をまとめると下記のようになります。
期待できる点
- OCTA保有者がMastercard加盟店で暗号資産を直接使えるようになった
- Zebecカードとの連携で日常の買い物や支払いがスムーズになる
- 利用可能な暗号資産やカードの種類が拡大し、選択肢が多彩になっている
気になる点
- 暗号資産の価格変動によるリスクは生じるが、自己管理型カードで資産管理もしやすい仕組みとなっている
- 新しい決済方法は慣れるまで時間がかかるが、サポート体制の充実でカバーされている
- 利用可能店舗がMastercard加盟店に限られるが、将来的な拡大も期待できる
総合的なまとめ
OCTAとZebecの統合により、暗号資産がこれまで以上に現実社会で利用しやすくなりました。新しいサービスには注意すべき点もありますが、拡大する仮想通貨決済の可能性や利便性が感じられます。初心者にとっても始めやすく、今後の普及が期待できる内容です。
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