プレスリリースのポイント
- Ledger LiveとP2P.orgの連携により、ETHステーキングが簡単・安全に始められるように
- 非カストディアルで自己管理を維持しつつ、機関投資家レベルのバリデーターインフラを利用可能
- Ledgerのデジタル資産セキュリティやP2P.orgの稼働実績により、高い安全性と透明性を実現
Ledger LiveでETHステーキングが可能に
Ledger LiveのユーザーはP2P.orgとの提携により、機関投資家レベルのバリデーターインフラを利用したETH(イーサリアム)ステーキングが直接利用できるようになりました。従来はハードルが高いと感じられがちなEthereumステーキングも、Ledger Liveアプリ内から手軽に始められます。
P2P.orgのCEO、Alex Esin氏は、次のようにコメントしています。
「これは、機関投資家レベルのステーキングへのアクセス拡大における大きなマイルストーンです。業界大手のカストディアンや取引所から信頼されるインフラを構築してきましたが、これからはすべてのLedger Liveユーザーが、数クリックで同じレベルのセキュリティとパフォーマンスを体験できます。」
安全性と自己管理を両立したEthereumステーキングのしくみ
Ledger Liveに統合されたETHステーキング機能は、「自己管理」というLedgerの原則を損なうことなく設計されています。ユーザー自身が暗号資産の管理権限を手放すことなく、直接Ethereumネットワーク上でステーキングできます。
ステーキングは、P2P.orgのバリデーターを使用して、既存のLedger Liveインターフェース内でEthereumプロトコルを通じて直接行われます。
LedgerのVP of Consumer Services、Jean-François Rochet氏は、次のようにコメントしています。
「P2P.orgがネイティブのETHステーキングをLedger Liveに直接導入することで、Ledger LiveユーザーはEthereumの活用機会を最大化できるようになります。自己管理とセキュリティ基準を損なうことなく、DeFiの可能性を広げることに取り組んでいます。」
Ledger LiveのETHステーキングのはじめ方
Ledger LiveでETHステーキングを始めるには、アプリの「Earn」セクションからP2P.orgをプロバイダーとして選ぶだけです。Ethereumプロトコルに基づくリワードを直接受け取ることができます。
P2P.orgとは
P2P.orgは40以上のプルーフ・オブ・ステークネットワークに対応し、100億ドル以上の資産を99.99%の稼働率で保護しており、Ethereumではローンチ以来スラッシングの発生が一度もありません。
今回のLedgerとの統合は、P2P.orgとしても個人・リテールユーザーへの最大規模の展開となります。
LedgerとLedger Liveの特徴とセキュリティの強み
Ledgerは世界165カ国以上で750万台以上のハードウェアウォレットを販売しており、世界の暗号資産の20%以上を保護しています。
Ledger Liveは、購入から売却、交換、運用(ステーキング)までワンストップで完結する管理アプリです。
まとめ
Ledger LiveとP2P.orgの連携により、これまで専門的で難しく感じられたEthereumステーキングが、誰でも簡単に利用できるようになりました。
非カストディアル方式で資産の自己管理と高い安全性を両立し、安心してバリデーターインフラの恩恵が受けられます。P2P.orgの確かな実績やLedgerの高度なセキュリティ体制も相まって、多くのユーザーがETHステーキングに参加しやすい環境が整ったといえます。
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